ネットワーク時代(というのだろうか?)

 「名もなき永遠の友・・・」2001/05/08
 

ムーンライトながらやふるさとライナー九州は特別だ。
18切符で乗るという行為をする仲間たち。
全員の「旅」という共感。旅のもたらす高揚感。
見知らぬ人間でもすぐに打ち明け話せる。
一晩、様々なことを語り、うなずきあい、共感する。

そして夜があけ、一人一人が進む道で別れる駅。
最後までお互い名を尋ねない。
それは一夜のみの旅の友の暗黙の了解。
しかし、確実に残る「友」という意識。
「ご縁があれば、またどこかで。」
この一言を残してそれぞれの道を歩みだす。
そんな友が何人いるだろう。
お互いの記憶に刻まれた、最後まで名をしらなかった友・・・。
そして、またいつか彼らに会うために、新たな友に会うために、
だから僕は旅をするのだ。




 「最近のドキドキ」2001/05/17
 

僕の生まれた郷土、大分。
ここで生まれてここで育った。

だけど、僕はぜんぜん故郷のことを知らない。
知りたい、知りたい。
自分の生まれたこの町を。
自分を育んでくれたこの風土を。

小学時代は団地一つがすべての世界。
中学時代はちょっと離れた本屋さんまで。
高校時代は自転車で動ける大分市内。
大学時代は関東中心。

体は大きくなったけど、故郷大分は子どものまま。
どの辺に日田があって、どの道をいけば宇佐があり
どこにいけばなにがあるか、全く知らない。

そして今、僕の足にはバイクがある。
いけるいける。どこまでもいける。

昨日、白地図とピンクのペンを買った。
今まで通った 道をマークした。
まだまだ白いところがいっぱい。
通ってない道があり、ふれてない空気がたくさんある。
飲んでない水があり、足を入れてない川がある。
まだ出会ってない友もきっとどこかにいる。
たったこれだけのこの白い地図に、無限の可能性を感じるぞ。
眺めるだけで胸が高鳴りドキドキする。

さあ行くぞ。故郷大分を知るために、知って誇りを持つために。
新たな友に出会うために。バイクに乗って今日も往く。



 「求めるもの」2001/11/05
 

何でもいい。基礎のある人ってすごく好き。
本当の基礎があれば、その人のなんらかの「技」って 衰えを知らない。
年を増せば増すほど円熟していく。
 童謡を歌う、由紀さおり・安田祥子。
 クラリネットの北村英治
年を重ねて、その技術は衰えるどころか、深みを増す。
基礎があるっていいね。それがあるだけで幾らでも高みに昇れる。

 そう。大樹の根は太く広いように。
 ピラミッドの底辺は広いように。

そして、それは僕の目指すもの。
それは、長く続けるため。
若いうちだけで終わらない 「本物」と呼べるものを身に付けたい。




 「ちりり」2001/11/07
 

高校の時、空手に集中していた僕はそれ以外何も見えていなかった。
怪我をして技を磨くのを休んだとき、 見えたものは、とある同じクラスの女の子だった。
 「ああ、あの子は僕のことを好きだったのか・・?」
途方もない勘違いで自惚れかもしれしれない。
だけどそう思わせるだけの行動をしてた気がする。

 「高校の時のおまえは怖かったよ」
とある友人が言った言葉だ。
 「高校のときのよしくんは、ピリピリしてたよ」
ぼくのおねえちゃんが最近言った言葉だ。

それは気迫とも殺気とも言えるかもしれない。
そのおかげで女子はおろか男子さえも近づいてくるのは 少なかった。
・・・だけど、その女の子は結構近づいてきてた。

無論、高校の時の僕はそんなこと考えるどころか気付きもしない。
今の我が身の孤独を思えば、勿体ない・・・ とも言えるわけだが、
「勿体ない」という言葉がとても汚らしく 見えるぐらい、
「ちりり」と胸を焦がしてくれる、 優しく、煌きのある、ちくりと痛む思い出。

いつかまた、そんな人に出会ってみたい・・かな?。



 「アイすること」2001/11/26
  人を助けること、応援すること。
それはきっと・・人を愛するということ。

困ったとき助けてもらえること、
苦しいとき手を差し伸べてもらえること。
それはきっと・・愛されているということ。

先日の鹿児島一人旅、僕は怪我をした。
昨晩お世話になった人は、すぐに駆けつけてくれて・・・、
今晩お世話になる人は、本当に心配してくれて・・・。

いろいろ助けてもらった。
僕はとても、言葉に表せないぐらい嬉しかった。

「人情」

この言葉、今まで簡単に使ってたけど
それに含まれる、もっと深い暖かみと、厚みを感じた気がする。
今の僕、この言葉を聞くだけで、胸が、目頭が熱くなる。

愛することもいいけど、
時には迷惑をかけるけど、愛されるのもいいかも。

愛していればこそ、愛されていればこそ。

どちらにしても、アイがあるから、かな?。



 「僕のほしい歌」2001/12/03
  最近の流行の歌・・・
恋愛のことばっかりしかない。

おもしろくないなぁ。

例えば、日本の情景をつづって、
素晴らしい歌にできないんだろうか。
旅をして、土地に触れ、人に出会う。
この素晴らしさで、歌は作れないんだろうか。

今から4年前に買った、宗次郎のJapanese Spirits。
「手毬歌」というのがある。

「春に咲く花一つ、春の風に揺れて
 雲は流れて、水も流れて、
 光る日差しの中、手毬をかがる・・・」

日本の情景と人の歩みだけで
とても心に響く歌。僕はすごく好き。

僕が中1の時の米米クラブの「浪漫飛行」。
旅に出るときに抱く、胸の躍る高揚感があるすばらしい歌だ。

最近の歌、
「手毬歌」の情景のしんみりさもないし、
「浪漫飛行」みたいなワクワクもない。

もちろん、恋というのは人に深く根ざすものだから よくわかる。
でも最近のCD1枚まるまるそればっかりって・・・
怖い。というより気持ち悪い。

旅の空の下、未知を望み、故郷を浮かべ、友を想える
そんな歌を僕は覚えて口ずさみたい。