第2期ネットワーク時代
(パソコン教室、接客、英語期)



 「世界」2003/06/22
 

遥か6000キロ先の大地、豪州。
遠く、遠く、知らねば永遠に見ぬ、人と文化と大地。

その土地の人柄、食に伝統文化、自然そのもの。
触れてみて、日本と違うことを知った。

だが真に「遠く」というわけではない。
数々の得難い経験をした、48時間電車の旅。(これはこれですばらしいのだが)
豪州までは9時間だ。

さらに、真に「違う」というわけではない。
たかだか、言葉や文化が違うだけ。人と人がいて、
会話をしてから生きているのは変わらない。

世界は広かった。
だけど、そんなに境目はない。
お隣さんの延長に世界が続いていた。

ああ、僕たちも世界の一員なんだなぁ。



 「世界2」2003/06/22
 

6000キロ。
飛行機より見下ろす、海に森。
そう、今この眼下に見下ろすその場所に、
見たこともない、文化があり、人々が生きている。

広がる熱帯雨林の、その奥の、何も知らぬ原住民たちは、
遥か天空より見られていたこともわからず、一生を終えるかも知れぬ。

飛行機とわかって見上げる人もいるだろう。
これを飛行機と初めて知る者もいるかも知れぬ。

なんだろう、この世界の広さは。こんなにも、人と文化があるのか。
たかだか往復18時間で、自分の小ささを知る。

なんだか奇妙な感覚が、今僕をつつんでいる。



 「理由」2003/07/04
 

その理由は、なんだろう。
今、ここでこうなった理由はなんだろう。

ほんの少しの、場所と時間がずれるだけで
その友に会うことはなかった。
ほんの少しの、言葉を思いつかなかっただけで、
その人と親しくはならなかった。

今、こうしているのは、何のため?
出会ったのは必然だったのか、偶然だったのか。

「必要な段階に至ったとき、必要なものが現れる」
その人の中にある、僕に必要なもの。
僕の中にある、その人の必要なもの。

後になれば、きっとわかるのだろうけど、
すぐにわからない、その理由がどうにももどかしい。



 「夏の訪れ」2003/09/09
 

「ヴァーーーッ・・・ヴッヴーーーーン」
今、僕が駆け行く大地は・・・阿蘇。
眼下に雲海を見下ろしながら、迸るような命を宿した大地の中を、僕は走っている。
天にまで轟いているようなこの道を、僕は走っている。

駆け抜く風には、ひとつとして同じものがない。
胸を透く風は、その瞬間瞬間に表情を変える。

爽快な風、清涼な風、
阿蘇の黒土と草いきれを運ぶ風。
牧場の動物たちの生を伝える風。
それら全てに、この雄大なる阿蘇の大地の息吹を感じる。

身を委ね、風の中をたゆたい、世界との一体感と歓喜に震えながら・・・・駆け抜ける。

阿蘇。 ライダーの夏は、ここから始まる。